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健康な歯を抜きません

「矯正って歯を抜くんでしょ?」と思われている方が多いのですが、一般的なワイヤーを使った矯正治療では、歯を並べるスペースを作るために健康な歯を抜歯することもありますが、床矯正では、歯を抜く事はほとんどありません。 
そもそも歯がきれいに並ばないのは歯の並ぶ歯列の大きさが小さい事が原因です。床矯正は歯を抜歯してスペースを作るのではなく、成長や発育しきれてない、歯の土台をゆっくり拡げることでスペースを作ります。基本的には健康な歯を抜く事ははありません。歯にやさしい矯正方法です。


費用が比較的安く済みます

歯並びの悪さの程度や年齢によって、必要な装置の数や種類・期間はまちまちです。それぞれ個人に合わせた説明・相談が用意されています。

【説明相談料】
¥1,000(税込)
何が気になりますか?どこに問題があり、どんな装置が必要で期間はどのくらいなのか、費用等の説明があります。(15~30分)
【説明の為の検査】
¥3,000(税込)
パノラマレントゲン ¥2,000
模型 ¥500
パタカラ測定 ¥500
【治療の為の検査】
¥10,000(税込)
・オクルーザー(咬み合せ検査)
・写真撮影(口の中・顔・全身)
【装置の費用】
拡大床(歯の生えている土台を拡げる装置) ¥66,000(税込)
閉鎖床(でこぼこの歯並びを並べる装置) ¥33,000(税込)
【月管理費】
(毎月1回のみ)
¥1,500(片顎/税込)

・装置の数と種類によって費用は変わってきます。例えば6歳で下あごの成長を促す必要があると診断された場合の拡大で1年かかるとすると、
治療の為の検査¥10,000+拡大床¥66,000+月管理費(¥1,500×12)=およそ¥94,000になります。※拡大床のみ消費税が別途かかります。

・さらに下の前歯が重なっているので拡大した上で歯並びを整える必要があると診断された場合で1年半かかるとすると、
治療の為の検査¥10,000+拡大床¥66,000+閉鎖症¥33,000+月管理費(¥1,500×18)=およそ¥136,000になります。※拡大床、閉鎖症は消費税が別途かかります。



床矯正装置は取り外せます

ワイヤーを使った固定式の装置は取り外しが出来ない為、ブラッシングがうまくいかずむし歯や歯周病になってしまう人がいます。「歯並びはきれいになったけど固定式装置を外してからむし歯治療が大変だった!」そんな声も良く聞きます。

また、床装置は夜寝る時を中心に使うので、歯ブラシの邪魔になりません。また、学校へは着けて行きませんから、授業で発音が気になったり、うまく歌がうたえない、目立つ装置をからかわれたり、いじめにあったりがないのも取り外せる装置の大きなメリットです。


大人でも治療は可能です

成長・発育の無い大人でも、歯列や歯の生えている土台の骨の拡大は可能です。子ども達より、少し期間は長くなりますが、むしろ「他人に気付かれず矯正治療ができる」「仕事に差し障りが無く、人前でも安心して治療ができる」「写真撮影の日や大切なイベントの日なども自然な笑顔でいられる」など大人ならではの取り外しのメリットは大きいものがあります。ぜひ一度ご相談下さい。


なぜ歯並びが悪くなるの?

【歯並びが悪くなった原因は?】

それは歯が生える顎のスペースが足りないからなのです。ガタガタ歯並びは顎の成長不足の結果です。

 

【なぜ正常に成長しないの?】

われる器官は発達し、使われない器官は退化、縮小していく。これは生物界の原則です。
文明の発達と共に食物はやわらかくして、おいしい(甘い)方向に品種改良され、食材だけでなく冷凍食品、レトルト食品も小さく、軟らかく、食べ易く加工されて噛みごたえのある食品やメニューは学校給食からも家庭からもどんどん少なくなる傾向です。

ちなみに卑弥呼の時代には一食に約3、990回も噛んで食べ、その食事には51分もかかっていました。現代では約620回、そして食事時間は11分と驚くほど生活様式が変化してきているのです。 あまり噛まなくて済むようになった現代っ子の顎は、本来の成長、発育をしないまま交換期には大きな永久歯を受け入れなければません。もしきちんと成長させようとすればしっかりかぶりついて噛む、そんなお母さんの手料理を増やしてあげる事と顎の成長を手助けしてあげる床矯正が必要になります。

 

【スペース不足を見極めるポイント】

・4~5才になったら口の中では次の永久歯が生えてくる準備が始まります。それは乳歯よりひと回りもふた回りも大きい永久歯がおさまるために、乳前歯の間には成長空隙というすき間になって表れます。(図1) このすき間が大きければ大きいほど、永久歯がきれいにおさまります。

また、全くすき間がない場合や逆にこの時期に(図2・3)の乳歯が重なっている様な場合は、永久歯はすでに骨の中で重なり合ったり、横向きに曲がって生えて来る準備をしているのです。もうすでに拡大床の必要な状態だと言えるのです。

・6~7才の前歯の永久歯が生える時が大事なポイントです。生える前には当然乳歯の前歯は顎が成長して隙間だらけになっているはずです。もし隙間のない状態であれば生えてきた永久歯の前歯がきれいに並ばずガタガタになります(図4)。これが顎のスペースが足りないサインです。そのまま放置しておくと前歯4本がガタガタに重なったり窮屈そうにくの字に曲がってきます。この時期までにスペース不足を解消してあげれば、奥歯の永久歯はほとんど問題なくきれいに並んでくれます。奥歯は乳歯と永久歯の大きさに差があり何と乳歯より永久歯の方が幅が狭いのです。小さい永久歯は乳歯の生えていた場所に必ず並ぶように仕組まれているからです。(この大きさの差をリーウェースペースといい、歯がきれいに並ぶために神様が与えてくれたスペースなのです。上顎は約1.0㎜、下顎は3.0㎜あります。)




【悪さの悪循環】

・前歯4本の生える時期をスペース不足のまま過ぎると、今度は犬歯が生えるスペースがなくなり横に飛び出して生えてしまう俗に言う「八重歯」になってしまいます。さらに4番目、5番目の歯もスペース不足の為に横に出たり、内に入込んでガタガタ歯並びの完成です。この頃に顎の成長もほぼ止まります。

 

 

【歯を抜いて並べる?】

・ここまで放っておいてスペース不足を歯を抜く事で解決して、ワイヤーをつけて矯正しますか?ほとんどの一般矯正はこの方法をとります。大切な発育成長期に充分な成長をさせてあげないで、窮屈な歯並びを成長が止まってから並べていくから期間も長くなり、費用も高くつくのです。この時期(成長が止まる)まで放置しておいて矯正の費用が高いからという理由であなたはお子様の歯並びの悪さを一生我慢させ続けますか?

 

 

かしこいお母さん!

・お母さん早く気付けば歯を抜かないでもきれいな永久歯の歯並びに育てることが出来るのです。
永久歯を抜かないで成長を助け、機能を高める事できちんと噛めるようにする、きれいな歯並びを作る。たくましく整った顔つきに育てるそれが床矯正の目指す所なのです。

お母さん!「おやっ?おかしいかも。」と気付いた時が受診日です。なるべく早く手を付ける事で短期間できれいに治す事が出来るのです。もちろんそれは子供さんにとっても楽で、ご両親にとってもサイフにやさしい治療となるはずです。


なぜ歯列が拡がるの?

床矯正装置にはスクリューが組み込まれています。このスクリューを巻く事で床の部分が広がる仕組みになっています。床が拡がった分だけ、歯や歯の土台も拡がります。毎日寝る時を中心に12時間以上入れておく事で少しずつ、少しずつ歯列が拡がるので、ほとんど痛みも感じないで矯正が続けられます。
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